私たちの仕事は、
常に大切な人を想うことから
はじまる

施設代表 田中健一郎

私たちは、障がいを持つ方々がその独自の視点や能力を活かし、
社会において不可欠な存在となる未来を創ります。

私は先天性色覚異常を抱え、10年間勤めた鉄鋼最大手を退職した後、30歳で障がい福祉の世界に足を踏み入れました。
子どもの頃から漫画やアニメが大好きだった私は、色覚異常を特別な能力だと捉え、あまり気にしていませんでした。（目に能力があるキャラクターは大体強いのです笑）しかし、鉄鋼業界を辞めることになった際に、障がいを持つ方々がどれほどの困難を抱えているのか、その重みを実感しました。この経験が、障がい福祉に対する関心を深めるきっかけとなりました。
身近には、就労継続支援B型事業所で働く方がいます。その方の話を聞いた時見た時、私は「障がい福祉の世界を変えてやる！」という強い決意を持ちました。特に、2020年のパラリンピック聖火ランナーとして参加できたことは、私にとって本当に嬉しく、心に刻まれる出来事でした。
私の夢は、"障がいを持つ方々がいないと困る世界"をこのチームと共に実現することです。そして、私たちがそのインフラとなり、彼らの力を証明していきたいと強く思っています。これからの日本を支えるためには、障がいを持つ方々の力が不可欠だと、私は確信しています。
道のりは長く、青臭い夢だと笑われるかもしれません。しかし、私たち「約束の樹」は、その見えた未来を確実に実現していきます。